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【デニムについての話】自分好みのデニムを“育てる”という趣味

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皆様こんにちは。錦糸町の安倍です。
ブログは1000文字書かなければならないのですが、毎回書くネタもなく困っていたので一つ仕込んでおりました。ただ、本当はあと4、5か月後に解禁したかったネタなのですが・・・
次回はまた新しいネタを探すとして、今回はデニムを育てる話をいたします。

皆様はデニムと聞くと何を思い浮かべますか?

やはりジーパンではないでしょうか。

ファッションとしてさまざまな加工ジーンズが世の中に溢れている昨今、パッっと見でカッコイイ、履きやすいと思ったジーンズを買うのが、一番手っ取り早く、ストレスのないズボンを手に入れる方法でしょう。

しかし、世の中には自分好みのデニムを“育てる”趣味を持つ人間がいることをご存知でしょうか。

そもそもデニムを育てるとは?

簡単に言うと糊のついた状態のデニムを穿きまくることです。

破れやほつれなどの「加工」を加えたダメージデニムは、百貨店などで頻繁に目にすると思います。実はあれ、洗濯前にヤスリがけを行うなどして、意図的に色落ちさせたのちに商品として販売されているものです。

それに対して、これから自身で加工を加えることのできる、まっさらな状態のデニムをリジットデニムと呼びます。洗い等もされていない生地です。シワを付けたり、アタリを付けたり、いろいろ楽しめますね。

縮むのがネックですが、最近は防縮加工なんてものが施されたリジットもあるようです。

穿き込む

特に意識的に引っ掻いたりヤスリをかけたりせずに、とりあえず穿き込みます。穿き込めばシワもできるし、自然と擦れるし、加工を加えたような仕上がりになります。

穿きはじめの表現としては、「バキバキ」が一番イメージしやすいと思います。「バキバキ」の状態のジーパンを穿いて屈伸です。めちゃくちゃシワができるはずです。やがてそれが模様になっていきます。

さらにひたすら穿きます。自分は半年くらい穿きたいですね。半年経つまで絶対に洗いません。マジで汚いです。タバコの灰が腿に落ちたことに気付かず足を組みます。灰を擦り込んでしまいました。それでも洗いません。都内某所の道路に寝転んでバタバタしたあとも・・・洗いませんでした!!

汚れても洗わずに穿き込むことが、ジーパンを育てるということなのです。まだまだ時間も経ってませんし、毎日穿ける環境にないので、先行き不安ですが、これからもできる限り穿いていこうと思っています!!


文字数が足りないのでジーパンのうんちくを書きます。

ジーパンはゴールドラッシュの作業着として使われたので、アメリカのイメージが強いのですが、もともとはフランスの生地です。語源はフランス語で「セルジュ・ドゥ・ニーム」(Serge de Nime)。「ニームの綾織り」といった意味らしいです。

「Gパン」と呼ばれるのは、外国人(Gaikokujin)が穿いてたパンツだからとか、もともと「G.Iパンツ」と呼ばれていたとも言われてますね。

では、また次回お会いしましょう。

女性スタッフ
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