続・組立③
もう少しで終わります。この時点では、一気に完成したろかぃ!・・・と言う感じでした。が、しか~し!・・・ですわ。と言っても、いつもの “やってもた~!”ではありません。ま、聞いてやって下さい・・・見てやって下さい。
【前カウル完】
Gタンクを収め、カウルを付けてハンドルも付けた。後はちょこちょこっとです。
で、【火入れ】です。キャブの掃除はやったし、腰上の掃除もしたので掛かるでしょう。腰上は関係ないかも・・・ただ、どんな状況で不動になったのか?放置してあったので、キャブが詰まり再始動しなかっただけなのか?
持ち主に聞いたかも?
が、忘れた。2年前の話なんて覚えてない!
Gコック着
タンク本体にホース共々コックも付けたままでした。何の疑いもなく取り付けました。ちょっと待てよ・・・せめてコック内掃除くらいはしておかねば。放置車両のコック内はキャブと同様、結構白化状態が多い。
取ってやった。やはり変な胸騒ぎがしてきた。
【Gコック出口】
ナヌ?
ン?
タンクからの入口の片方はいつもの白い粉。で、片方は・・・・茶色い・・・何?
何かイヤな予感が・・・
【Gコック開】
ギョエ~!!!
これこそ “ギョエ~! な、何じゃこりゃ~!” です。
貧乏神・・『何これ?』
スミ・・・『見たら解るだろ。 トンカツソースや!』
貧乏神・・『ト、トンカツ・・・アホか、ボクでも解るわ!』
確かにトンカツソースに似ているが、オイルや・・・
貧乏神・・『何で?』
スミ・・・『知るか!』
やはり、どう見てもオイルである。
貧乏神・・『このコックって、オイルコックか?』
スミ・・・『そうだ!』
な訳ありません。
入口の穴を、グリグリ掃除。固まってはいないが、半練り状態です。ウソだろ・・・
ン?と言う事は・・・
Gホース
コックを外したホースを下に向けると・・・トロ~リ・・・トロ~リ・・・と出て来る。と言う事は、ガソリンタンクにもオイルが入ってるって事や。
貧乏神・・『何で?』
スミ・・・『何で、何でって聞くな。入ってるンやろ!』
貧乏神・・『何で?ケケケ』
スミ・・・『しまいにシバくぞ!』
貧乏神・・『何で?ヒエ~、退散退散、逃げるが勝ちや』
オイルは別タンクの別ルートで混合する・・・【クインロケット】のように混合ガソリンをGタンクに入れない。
タンク脱
てな事で、後日の作業です。黒いポリタンクだったので覗いたが見えなかった。
貧乏神・・『ホンマに見たンか?』
スミ・・・『確かに見た』
当然タンクを外す時にガソリンが残ってないか確認した。が、まさかこんな状態って思わへんやろ。タンク掃除が必要です。ただタンクを取るのに、ハンドル撤去・カウル撤去です。
簡単にハンドル撤去と言うが、【アクセル・ブレーキ・配線・etc】を取らねばならない。邪魔くさいが、しゃ~ないわ。
スミ・・・『コラ、手伝え!』
貧乏神・・『イヤなこったの、パンナコッタや』
当然、シバかれました。
【タンク洗い】
高価な【魔法の湯】で内部洗浄。元々汚れていた使い回しの【魔法の湯】だったので解りにくい。何度も何度も、洗浄すすぎ。台所洗剤も投入。洗いまくってやった。ま、これでええやろ。
貧乏神・・『何でオイルが入ってたんや?』
スミ・・・『勝手にオイルが入ったかもな』
オイル・・『ふ~、今日はよ~け飲んだし酔っぱらったわ。タンクにでも入ったろかぃ・・・』
貧乏神・・『ほ~、そういう事も考えられるな』
スミ・・・『な訳ないやろが! アホ・ボケ・カス!』
人間が入れたんでしょう。
貧乏神・・『と言う事は・・・』
スミ・・・『と言う事やろ・・・』
貧乏神・・『何でやろ・・・』
ワシ・・・『何でやろな・・・』
物事には必ず理由があるはずです。オイル系統に問題があって、直接投与・・・
ま、これもまた楽し・・・な訳ないやろが!
今日はおしまいです。