あまりにも正直すぎたノーランド
ワンピースに登場するモンブラン・ノーランドは、北の海の民話『うそつきノーランド』の主役です。本編にもその痕跡がたびたび登場しています。
とはいえ、ワンピースの登場人物の中では、結構マイナーなほうなので、少しだけおさらいを・・・
400年前のルブニール王国探検船提督。モンブラン・クリケットの先祖。北の海の民話「うそつきノーランド」のモデルとなった人物。他人が聞いても嘘か本当か分からないような度重なる困難を乗り越えてきた冒険家であり、植物学者でもある。胸にバツ印の傷があり、子孫のクリケットと同様頭に栗がついている。約400年前、遠方の地ジャヤで蔓延していた疫病「樹熱」を食い止めカルガラと親友となるが、祖先の魂が宿るとされる神木を切り倒してしまい決別してしまう。出航の日、切り倒した理由を知ったカルガラと再会の約束をし島を去る。5年後、国王を連れ再びジャヤを訪れるが、すでに「突き上げる海流(ノックアップストリーム)」によって島の半分はなく、財宝目当てだった国王はこれに激怒。虚言の罪で捕まり無念のまま母国で処刑されてしまった。これにより、彼の一族は国を追われうそつきの烙印を押されることになるが、類まれなる正直者であった彼を憎む者は一人もいないという。
出典ONE PIECEの登場人物一覧 – Wikipedia
主に単行本24巻から32巻で読める『空島編』で活躍した人物ですが、今後の展開次第では、ストーリーの鍵になる可能性もあるかと思います。
今回はそんな正直な男、モンブラン・ノーランドを題材に、正直に生きることについて書いていきます。
ちなみにワンピースの作中でノーランドは、汚名を着せられて400年前に処刑された人物として描かれています。しかし、ノーランドがウソつきでないのは周知の事実です。熱心なワンピースファンなら当然ご存知ですよね。そうです、ノーランドは「正直」にしか生きていないのです。
正直であること=好感が持てる人?
まずは、以下のアンケート結果をご覧ください。
【好感度が高い人の特徴】
- 誠実である
- 正直である
- 自分を理解してくれる
- 忠誠心がある
- 信頼できる
正直であるという要素は、まわりから好感度を持たれる特徴の第2位となっています。逆に嫌われる人には、どんな特徴があるかと言うと・・・
【好感度が低い人の特徴】
- ウソつき
- 詐欺師
- 野蛮である
- 残酷である
- 信頼できない
「ウソつき」が、好感度が低い人の特徴1位ということは、ウソップも嫌われる可能性が大いにあるということですね。しかし、ウソップはみんなに愛されています。ウソにもいろいろあるってことですかね。
ウソップは例外中の例外で、大抵の場合はウソをついたり、詐欺行為みたいなことをしたら人が離れてしまいます。ウソップのように人気者になることは、まずありえないので正直に生きましょう。
最終的には正直者が勝つ!?
ワンピースだけでなく、昔話なんかでも結局は正直者が勝つようになっています。ウソをついて一時の儲けを得ても必ず最終的にはしっぺ返しが来るものです。
“正直者はバカを見る”ようなことが絶対ないとは言いませんが、言われているほど多くないのでは、と思います。
仕事においても「悪い報告ほど早く聞きたい」と言われますよね。人間なのでミスは誰でも必ずあります。その中で、失敗を隠さずに報告することが大事だと思っています。もちろん、失敗してしまったのだから怒られることもあるでしょう。しかし、それが自分の課題を知る事につながり、成長の近道になっていくのです。
とにかく、自分にも人にも正直に生きることって本当に大切ですよね。これからも正直に業務に当たってまいります。