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【源泉かけ流しとは?①】温泉好きでも意外と知らない源泉かけ流しの話

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新橋店舗スタッフ・隊長です。
今回は温泉やスパ等に行けていないので番外編として「源泉かけ流し」について詳しくご説明させていただきます。実は結構定義があいまいな「源泉かけ流し」。私なりにできるかぎりいろいろな面から考察していきたいと思います!
そもそも「源泉かけ流し」とはいったいどういったことを指すのでしょうか?

ろ過装置

“かけ流し”とは、温泉の浴槽への給湯・排水方法の1つとのことです。温泉水を浴槽に供給したときに、浴槽から溢れ出たお湯を排出することを指すそうです。

供給する温泉水は、3種類ほどありまして・・・

  • 地中から自然に湧出した温泉水(自然湧出)
  • 掘削後自噴した温泉水(掘削自噴)
  • 地中にある源泉から機械的に汲み上げた温泉水(掘削動力揚湯)

上記3種類の温泉水を浴槽に供給し、また溢れた温泉水を排出していくシステムが、“かけ流し”となっております。

塩素は絶対に必要なのか・・・!?

一般的には、湯船からお湯が溢れている状態で、なおかつ、こぼれ落ちるお湯の量と同じ分だけ注がれ続けている温泉水が源泉からのものであれば、「源泉かけ流し」の状態であると言えるでしょう。

また、かけ流しの特徴としては、消毒のための薬剤を使用していない場合が多いので、源泉本来の泉質を肌で直接感じることができたり、湯の花が浮遊してる場合も多いです。

本来の温泉の楽しみ方として、源泉かけ流しであるかどうかというのは、とても重要なことなのではないでしょうか。私の中では行く温泉を選ぶための大きな判断材料となっております。

では、ここで気になる問題ですが・・・

「源泉かけ流し」の表記のある温泉が、すべてここで言うところの定義に当てはまっているかというと、実はそうではありません。

自治体の指導によって塩素消毒がされている場合や、源泉の温度によっては、加温や加水をしていることもあるそうです。

つまり、源泉かけ流しなら本物の温泉と呼べるのかというと、これもまた必ずしもそうであると言い切ることはできないのです。

本当の源泉かけ流し

昨今、源泉かけ流しの温泉がもてはやされております。しかし、源泉かけ流しの温泉水にも実は塩素が入っている場合があります。これは別に良い悪いという話ではありません。塩素を入れる必要があるから入れているだけのことです。

しかし、この事実を知らないで温泉につかっている人のなかには残念に感じる場合もあるかもしれません。

難しく書いてしまいましたが、いろいろと考えることがありますね。確かに温泉は癒される空間ですが、人それぞれ、こだわりたい部分もあると思いますので、「源泉かけ流し」の判断も慎重に!

それでは、またお会いしましょう・・・!

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