こんにちは。店舗管理部の飯豊です。
秋深まる季節。京都まで、紅葉の海に飛び込みに行ってきました。
京都での紅葉ハイキングコース
日本一の人気を誇る紅葉スポットといえば京都。その京都で「嵐山」は言わずと知れた紅葉の名所。
今回は「嵐山」から京都で「あたごさん」と呼ばれて親しまれる信仰の山「愛宕山」へ。
紅葉ハイキングコースは、「嵐山」→「清滝」→「表参道」→「愛宕山」→「保津峡」。
下山後は、嵐山温泉で汗を流した後、「臨済宗大本山 東福寺」と「大原三千院」にも行ってまいりました。
愛宕山
愛宕山山頂に鎮座する愛宕神社は、全国に約900社ある愛宕神社の総本社で、火伏せ・防火に霊験のある神社として知られる。
「火迺要慎(ひのようじん)」と書かれた愛宕神社の火伏札は、京都の多くの家庭の台所や飲食店の厨房、会社の茶室などに貼られている。また「愛宕の三つ参り」として、3歳までに参拝すると一生火事に遭わないと言われているらしい。
愛宕山登山
愛宕山表参道の登山口「清滝」から登る。
「清滝」は、平安時代に開山した愛宕山で修行する修験者の登山口で、愛宕山岳信仰の修行者や僧坊に奉仕する者が住み着いたのが、集落の起源らしい。
「清滝」の一の鳥居から山頂まで五十丁ある表登山道には、今が何丁目かを教える丁石やお地蔵さんがあり、愛宕山岳信仰の歴史を感じながら、古都ならではの山歩きを楽める。
すれ違う登山者には、「おはようございます」「こんにちは」などの挨拶をするのが普通だが、何か違うことを言う方々が多かった。
調べてみると、登山者は下山者に対して「おくだりやす」、反対に下山者は登山者に対して「おのぼりやす」と挨拶する慣例があるらしい。
秋晴れで気持ちいい森林の空気を吸いながら、約2時間で山頂の愛宕神社へ。
帰りは、京都屈指の渓谷美で知られる「保津峡」に下山した。
「保津峡」からはJRの電車で「嵐山」に戻って、天然の嵐山温泉「風風(ふふ)の湯」で汗を流した。
紅葉スポット~おまけ~
せっかくなので、他の紅葉の名所にも立ち寄った。
『東福寺』
約2000本のもみじで、紅葉の海。
『大原三千院・宝泉院』
ライトアップされた竹林の緑と紅葉したカエデの赤が織りなす、息を呑む見事な風景。