もういくつ寝ると、平成から令和の時代に変わるわけですけど、まだあんまり実感がありませんね。
平成の時代は、世間を賑わす大きな事件も多くありましたが、振り返ってみればそんなに悪い時代じゃなかったと思えるようになるのでしょうか。
インフラ整備に伴いAIが本気を出す!?
最近はAI(Artificial Intelligence:人工知能)やIoT(Internet of Things:モノのインターネット)などの技術革新が、あちらこちらで話題になっていますが、今のところ普通に生きてて、恩恵を賜っているような実感は正直ありません。部屋の電気やテレビをつけてくれたりはしますけど・・・まぁそれほど・・・
多分、目立たないところで、それら技術が活かされているんだろうなとは思いますが、まだまだこれからって印象です。
革新的技術がいまだ絵空事のように感じてしまう理由のひとつは、インフラの整備が追いついていないからだといわれています。今はエキシビジョンマッチみたいなことを繰り返してるだけで、AIもインフラが整わないうちは本気を出せないってことですかね。
平成の終わりとともに4Gも終了し、令和になれば近いうちに5Gが実用化がされることになるでしょう。テクノロジーの進歩とともに増加していくことが予想される通信トラフィックを、スムーズに処理できる環境ができあがって、はじめてAIやIoTの便利さを実感できるようになるんだと思います。
便利であっても“楽”ではない
そして、AIやIoTが当たり前の日常として社会に浸透するようになれば、当然働き方も変わってきます。良い変化も悪い変化もあると思いますが、便利になるのは間違いないでしょう。
ただ、便利になれば楽になるかっていうと、ちょっと違うと思うんです。便利は便利だけど、その便利さを享受しようと思ったら、自分自身もその便利さに合わせて改革していく必要があるんじゃないかと。
便利さを感じるようになるには、面倒くさいことや、これならアナログでよかったと思えるような過程を経なければならないわけで、特におっさんになると、そういうのがちょっとうんざりしちゃうんです。
少子高齢化とAI
よくいわれるように、今の仕事がAIに取って代わられるなんてことは、すぐには起きないでしょう。少なくとも令和の時代は大丈夫なんじゃないでしょうか。根拠のない楽観的な憶測ですけど。ただ実験的、また見世物的な意味で、部分部分では導入されることもあるかもしれませんね。
テクノロジーの進化はすごいことになっていくとして、一方では少子高齢化が叫ばれています。AIが子供の代わりになることはないですが、不足する労働力の一端を担ってくれるようにはなるんでしょうか?また、担うとしてもそれはどのような形になるのでしょう?
ドラえもん的な未来図が染み付いてしまっている私には想像もつきません。