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【自省録と思考の整理学】何事も突き詰めると同じ結論に達するのか?

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こんにちは、企画部のヨシヒコです。
先日から風邪をひいてしまい、能率や判断が悪いのなんのといったところです。
数か月前にアラサーからサーに昇格しましたが、あらためて健康の大事さについてつねづね痛感しています。
コンディションが悪いという言い訳でジムもさぼりっぱなしなので、長谷部ばりにいろいろと「整えて」いかなければと、しみじみ思います。

自省録

第15代のローマ皇帝マルクス・アウレリウスが著した哲学書になります。大衆に向けてというものではなく、アウレリウス自身が自身を振り返る(省みる)ためにしたためていたものだそうです。

なお、アウレリウスはプラトンの国家で述べられている「哲人君主」の実現例とされ、史実では「五賢帝」としても捉えられているようです。

まだ序盤の序盤ぐらいしか読み進められていないのですが、「原因と結果の法則」や「アドラー心理学」といったものと共通している部分もあり、実は礎となっている?とも読みながら感じてます。

一概に共通点がどうとかいう気はないですが、「突き詰めていくと同じ考えに至る」ということは往々にしてあると思いますので、それの一例になるのかなと。

かなりボリュームもあり、そこそこ気合い入れないと読み進められないように感じているので、8月いっぱいを目途に、気長に読み進めようかと考えてます。

「原因と結果の法則」や「アドラー心理学」を読んで感化される部分があった方は、相乗的に考え方を深めていく意味で、こちらも手に取ってみてもよろしいかもです。

思考の整理学

外山滋比古が著した本で、「東大京大で最も売れている!」という枕詞が良くつく本です。

一番最初に読んだのは大学入った時ぐらいでしたが、当時は何を言っているのか良くわからなかったのと読みにくい印象が強く、さらっと読むにとどめてました。

晴れて最近再び読み始めたわけですが、当時の印象とは丸っきり異なり、すらすらと読み進められています。

主眼としては論文執筆にあるように感じますが、根底となる思考の整理方法であったり、向き合い方というのは、ビジネスの面でも幅広く使えるように感じます。

また、これも例によって読みながら別の本と似たようなことを言っている、と感じる部分もあり、突き詰めていくとある程度同じ結論に達するのかなと、あらためて感じる次第です。

「見つめる鍋は煮えない」「忘却の重要性」「朝飯前を2回作る」等々、なるほどな、と思わされる部分が随所に出てくるので、自省録も含めて自分自身にどのように落とし込んでいくか、という点がいずれも鍵になってきそうです。


以上、何も考えずに本の海につかりたいな、とふと思うヨシヒコでした。

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