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【AIによって自動化される仕事①】仕事は機械に任せて悠々自適に暮らしたい

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みなさん、こんにちは!錦糸町エリア担当まっつーです_(._.)_

技術者主導なのがAIの現状

前回までは、今のAIができること、できないことを実例を取り上げながらイメージできるようにご紹介してきました。

このように、SFの世界から現実のビジネスに入り込んできたAIですが、まだ実証段階のものも多く、今一つビジネスの流れとはなっていません。

それは、それぞれの技術要素が技術者目線になっていて、「こんなことができる!」「あんなことができる!」といったことに終始しているのが一因です。

例えば仕事において、業務プロセスの中でどのように組み込むのか、どのように使っていくのか、そして人間と協力しながら、どういった形で進めていくのか、というところまでは話が進み切ってはいないからでしょう。まだまだ技術者主導なのです。

AIで、本当に快適なビジネスを実現するには、目的主導、つまりユーザー目線でAIを発達させる必要があります。そして、そのためにはAIを使用することに対する社会受容性を高める必要があります。

文系教育によって技術者目線から脱却する!

この社会受容性については、ユーザー側の成熟が不可欠です。

「こんなことができる!」「あんなことができる!」といった感じに点で考えるのではなく、「この業務に、あのAI技術を取り入れたら効率化できて便利になる!」「こんなAI技術があれば、この業務は効率化できるんだけどなあ」というように線で考えなければなりません。

技術者の発想に基づいて考えだしたアイディアではなく、まずは社会やビジネスのあるべき姿を想定し、そこにAIをどのように組み込んでいくかを考えるといった、発想の転換が必要になってくるのではないでしょうか。

新しいアプローチでAIを運用する環境を!

現状だと、いまだに技術者発信で、その技術を考えた人が、きっとこれなら生産性が上がるだろうという期待を述べている段階なのだと思います。

そして、それを実際にやってみたら、その中のいくつかは確かに生産性の向上に貢献した、ということに過ぎないのです。

もう少しわかりやすい具体例を挙げると、「このAIは投資判断ができるから、我が社にも導入してみよう」というのではなく、「我が社は財務が弱く、本業の商品生産だけでは利幅が薄いので、投資で儲けるためにAIを導入してみてはいかがだろうか?」といった考え方やアプローチで進めていく必要があるということです。

次回からは、営業部門、人事部門、管理部門、システム部門において、オートメーション化が進んでいる様子を、国内外の事例や、近未来の予測も交えてご紹介していきたいと思います。

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