みなさん、こんにちは!まっつーです_(._.)_
今回も引き続き、一般企業を想定したAIの活用事例をご紹介していきます。
(AIによって自動化される仕事 ①、②)
営業から商談、見積もりまで自動でこなすAI
前回は、マーケティング業務をAIでという趣旨でしたが、今回はなんと、企業の売り上げを左右する営業分野での事例になります。
アメリカのAIベンチャーにConversicaという会社があるのですが、この会社が開発したチャットボットは、最初に自分たちのホームページにアクセスしてくれた人、問い合わせをしてくれた人、あるいは、自分たちのイベントに参加してくれたり、何らかのアクションを起こしてくれたりした人たちに対して、自社製品を紹介するメールを自動で送ります。
そして、その中から回答が返ってきた人たちを相手に、今度は自動で商談を始めるのです。
この自然言語処理の技術が非常に優秀で、同社のCEO曰く「連絡している相手は、アシスタントがAIであることには恐らく気付かないだろう」と自負するほどだそうです。
人間には不可能な数の商談を同時にこなせる
この営業支援AIは、非常にナチュラルなコミュニケーションが特徴で、会話を通じて相手がどんな製品に興味を持っているか、それを本当に買う気があるのか、あるいは相手の課題に対してどの自社製品が役立つのか、そういったことを探り出して提案してくれるのです。
これで相手が買う気になれば、見積もりも自動で発行します。この見積もりも、自社の利益を最大化しリスクを最小化した上で、季節性や人気、競合他社製品の情報を加味したものになっているのです。
このシステムにおいて最も注目すべきなのは、コンピュータなので1日に1000人と同時に商談を進めることができることです。
これは極端な事例ではありますが、普通の営業パーソンには到底不可能なレベルで、AIが労働生産性を上げてしまうわけです。
人間が営業をしなくていい時代が来て欲しい・・・
営業というのは、言うまでもなく企業にとって最もコアになる分野であり、現在もなお、心理学など学問レベルまで深く掘り下げて追及され続けている分野です。
私も学生時代、業務委託で新聞の訪問営業をやったり、アルバイトでテレアポをやったりしていましたが、本当につらい経験でした。
1件の成約のために何十件と冷たく断られ続け、まるで自分の存在を否定されているかのような時間でした。もちろん、やりがいや、向き不向きもあるのでしょうが(^^;)
その営業をやらなくていい時代がもしきたら、なんて素晴らしいんだ!と思います。(僕は)
人間の仕事がロボットに奪われるという予言は、AI関連のネットニュースや記事でも毎日のように取りあげられている話題です。「これからの時代は、人間にしかできない創作、新しい付加価値の創造が大事になってくる」ってやつですね。
常に自分自身の頭で思考し、創造力がある人間、すなわちロボットをコントロールする人間だけが、富を得る時代が来るのかもしれませんね。