タイトルの通り、今回はわたくしが音楽業界から風俗業界へ転身した経緯を書かせていただこうかと思います!
ギター一筋だった学生時代
まず、わたくしの人生の歩みをお話しさせていただきます。
ギターに出会ったのは14歳の夏。邦楽ロックバンドにハマり、ギターという楽器に興味を持ちました。
友人宅にあったギターを借りて、ひたすら練習。高校受験などほったらかしで練習にのめりこみました。
おかげで勉強はロクにせず、目指していた高校から2ランク落とした高校に入学。そこで軽音楽同好会へ入り、バンド活動を始めました。
学歴なんぞ音楽の足しにならないと思い、高校を中退。そのときに組んでいたバンドでの活動で知り合ったギタリストに師事し、ギターの腕を磨きました。
その後、稼げるバイトを始めようとしたら、高校中退ではダメだと面接で落とされ、これはいけないと思い、再度高校へ入学。その間、前の高校のメンバーとあらためてバンドを組み、作曲等をしておりました。
高校卒業後、アテもなくバイトをしながら、なあなあな音楽活動をしておりましたが、22歳の時に一番初めにギターを貸してくれた友人から、バンドに加入しないかと誘われ、本格的な活動を始めました。
バンド活動にも限界を感じ・・・
インディーズバンドと言うのはなかなか大変なもので、スタジオで練習に練習を重ね、曲を作り、いざライブハウスで演奏しても、お客さんが10人もいない程度。広報に力を入れたいが、生活も両立せねばならないので、バイトも緩められず時間を作れない。
そんな日々を3年過ごし、ようやく音楽事務所を設立しようとしていた方との出会いで、設立メンバーの1期として、事務所所属アーティストとなりました。
楽曲を作成し、レコーディング。CDを作り、ひたすらライブ。全国津々浦々を巡り、多忙な日々を送りましたが、収入は一向に増えず、借金を肩に背負うことに。
もともと、わたくしはバンド活動で技量を身に付け、ゆくゆくは作曲家として自身の音楽の道に進みたいと思っておりました。
しかし自分がやりたいこととバンドの方向性の齟齬に憤りを感じ、バンドを脱退することに。
当時、付き合ったばかりの彼女(のちの嫁)と同棲生活を始めた頃だったので、バイトを辞め、派遣警備員として毎日汗を流す日々へ転向。
しかしながら給料と休日のバランスが取れず、個人で活動しているギターの仕事もおぼつかない状態に。
ちゃんとした企業に就職することがマストとなり、就職活動を始めるも条件が合わず、不採用と辞退の連続。
ここで転機が訪れます。
面接だけでも行ってみることに
もともとリフレ(制服添い寝マッサージ店)で働いていた嫁のツテで、風俗業界はいかがだろうか?と提案されました。
風俗業界?風俗なんて行ったこともないから、まったくまっさらな状態でしたが、同時に偏見もなく、給料もなかなか良い。
とにかく行動せねば何も始まらない。面接だけでも行ってみて損はないだろうと思い、求人メールを送り、いざ面接へ。
なんだかんだで怖い人でも出てくるものかと思って行ってみると、普通の商社サラリーマン風な方が面接官でした。
なんと、、、これはまるで普通の企業の面接と変わらないじゃあないか。おまけにフランクで話しやすい。
面接に行くからと言って、気の利いた文言など考えない性格のわたくしは、行き当たりばったりでお話しさせてもらいましたが、そのすべてをしっかりと受け止めていただけました。
そして、なんとまさかの採用。2018年の年末前の出来事です。
「年末年始はバタつくので、2019年の1月の半ばから始めましょう」
そして、研修社員から入り、いまは入社半年が経ちました。
採用が決まってからは不安な気持ちもありましたが、いざ働いてみると普通の企業と変わりない環境がここにはありました。
厳しくも優しい先輩、仲良く支え合える同僚、フォローすべき後輩・・・一つの会社に構成される一員として、仲間たちと頑張りたいと思える職場です。
これがわたくしの風俗業界へ入った経緯です!
とにかくこの業界へ入って後悔したことはございません!もちろんお仕事は大変ですし、つらいこともありますが、充実した毎日を送っております。
これを見た求職中の方へ。この業界に偏見を持たず、まずは面接に来てみてはいかがでしょうか?