みなさん、こんにちは!まっつーです_(._.)_
今回は、前半部分で、最近よく何かと話題になる「自動運転」について、後半はAIと人間の関わり方について書こうと思います。(参考⇒AIによって自動化される仕事 ①、②、③、④)
自動運転とドローンがもたらす影響
無人の自動車やドローンがものを運ぶサービスは、法律の整備などの問題もあり、まだ実験の域を出ていませんが、技術的にはもう実用化レベルまできており、海外ではすでに商用化している例もあります。
ドローンの商用化に向けたルール作りを先行させているオーストラリアでは、教科書の販売や貸し出しを行う「Zookal」が、2013年にドローン宅配サービスを開始しました。
また、トラックやバスの自動運転技術を物流に活用するプロジェクトに関しても実験が進んでいます。
ドイツの「ダムイラー」では、2015年に運転手のいらない大型トレーラーを公開しています。
近年では中国の「バイドゥ」が、「世界で最も自動運転車の社会実装が進んでいる会社」として注目されており、すでに一部地域で商業化がスタートしています。
こういった技術により、物流や交通網に大きな変化をもたらす未来が、もうすぐそこまできているということです。
法整備や環境整備が自動運転実装の課題
とはいえ、世界規模で自動運転が浸透するには、先にも述べたように法整備や環境整備が最大の課題にはなります。
中国のように過疎地や無医村などを特区に指定して、自動運転の実験を限定的にではあったとしても、いかに進めていけるかがカギになってきそうです。
とりわけ私たちが住む日本では、少子高齢化による人件費の高騰や労働力不足といった問題、、高齢者ドライバーの誤操作による死亡事故など、深刻化している社会問題が山積みです。
こういったAI技術が、社会問題を根本的に解決してくれるのではないかと、僕も思っています。
対立軸と協力軸が共存する
AIと人間が、将来どのように関わっていくかについては、各方面でさまざまな議論が行われていますが、AIは必ずしも対立軸にあるとは限りません。
とはいえ、やはり現在人間が行なっている作業の中には、AIに取って代わられるものもたくさんあります。
当然、取って代わられないものもあるので、人間 vs AIというよりは、個々の持っている能力それぞれに対して、AIとの対立軸があり、協力軸もあるのだと思います。
世の中、クリエイティブな仕事をしている人だけではなく、簡単なオペレーションや単純作業を仕事にしている人も多くいます。
しかし、AI時代が到来すれば、最初にそういった人たちの仕事が奪われていくことになります。
こうした時代の流れを汲んで、最近、ベーシックインカムによって、人間はお金のためには働かず、クリエイティビティを活かして、ボランティアなどに従事するべきだという議論もあります。
それも一つの時代の流れかもしれませんが、どうしても単純作業をせざるを得ない人たちをどうするのかというのは、重大な問題として残っていきそうです。
資本主義が崩壊し、真の平等な社会が実現するのか、はたまた・・・