今回も引き続き『話題のカタカナ語シリーズ』をご紹介してまいります。
生産年齢人口の減少と超高齢化社会
さて、前回は前置きとして、平成時代の企業像の変遷をお伝えしましたが、今回は本題の『ワーケーション』について考えてみたいと思います。
『失われた30年』という言葉を借りますと、バブル景気を謳歌した団塊世代はバブル崩壊でリストラに直面しました。
バブル崩壊で就職氷河期を迎えた団塊ジュニア世代は、希望する企業や正社員として働く機会すら得られず、非正規雇用者として働くフリーターやニートと呼ばれる階層が生まれていきました。
そして社会が停滞感に包まれるなかで、団塊ジュニア世代は子供が欲しくても将来への不安から産めない家庭も増え、少子化が進んでいきました。
結果、団塊孫世代が育たないため、生産年齢人口(生産活動の中心となる15歳以上65歳未満の人口)のバランスが崩れてしまうことになります。
平均寿命の延びによる超高齢化社会とあわせて、先進国では類をみない社会問題となっています。
多様な働き方を選択できる時代へ?
今になってようやく、少子高齢化が進む50年後も人口1億人を維持し、職場・家庭・地域で誰しもが活躍できる『一億総活躍社会』を実現する取り組みとして、働き方改革が始まっています。
働き方改革は、労働力不足の解消、育児や介護との両立等、働くニーズの多様化に対応するために、働く人の置かれた個々の事情に応じて、多様な働き方を選択できる社会の実現を目標に、働く一人ひとりがより良い将来の展望を持てるようにすることを目指しています。
その一環として、大手企業では『ワーケーション』と呼ばれる取り組みも始まっています。
『ワーケーション』とはワークとバケーションを掛け合わせた造語になります。日々の業務や定例会議、メール連絡等で長期休暇が取りにくい状況を解消すべく、旅先や自宅から「テレワーク」と呼ばれるWebTV会議や、モバイルPCのリモートワークで、長期休暇中でも仕事をこなせるようにすることです。
もちろん休暇ですから、その間に働いた分はサービス残業にならぬように気を付けなければなりませんね。
風俗業界のこれから
また、私たちのようなサービス業で定休日のない仕事となりますと、シフト制を敷くことになります。長期休暇を取ろうとすると、早い時期から周囲のメンバーとの調整が必要です。そうすると、なかには気後れして長期休暇を取れない人も出てくるのではないでしょうか?
そこで当社はこのたび、受付業務を行うAIチャット“エロ”ボットを開発し、お客様との電話応答を自動化いたしました。さらに、お客様の性的嗜好から好みの女性をピックアップしご案内するシステムも導入。
そして働き方改革の一環としまして、クラウドファンディングで調達した資金をもとにリゾートホテルを買収し、リゾート滞在派遣型風俗業の登録をし、客室の一部をタレント女性・従業員の長期滞在用施設に改装。客室へお泊りいただくお客様へサブスクリプション型デリバリーヘルスサービスを展開させていただくことに・・・
・・・なんて話も、いずれはご案内できる日が来るかも??
夢と妄想に股間を膨らませて、より良いサービスをご案内できるよう、日々業務に励んで参ります。