こんにちは！好きなことを今まで仕事にしてきた、がーすーでございます！
カラオケが好きだからカラオケでバイトをしたり、パチンコが好きでパチンコ会社に就職したりしてきました。
前職であるアニメ制作会社について
そんな私の好きなことの１つにアニメがあります。もちろんアニメの仕事もしてきました。私の前職であるアニメ制作会社について、今回は語ろうかと思います。
アニメ制作とひと言で言っても、いろいろな人たちがいろいろな作業をして、1つのアニメを作っております。
監督、演出、原画、制作、色彩、編集、美術、3D、音声・・・ほかにもたくさんあります。1つの作品に100人以上の人間が関わってアニメは作られております。
このようにたくさんの人たちが働く中、私は制作部門に所属しておりました。
制作部門の中にも、プロデューサー、制作デスク、制作進行、設定制作、3D制作など、たくさんの役職があります。その中で私は制作進行をしておりました。
アニメの全工程を管理する制作進行
主な業務内容は、全工程の把握と運搬です。
１つ１つのcutを『演出⇒原画⇒演出チェック⇒作画監督⇒総作画監督』というように、受け渡しと管理をする部署です。
１つのアニメを作るのに、平均300前後のcutがあるので、誰かが管理しないと、どこに何がどのような状態であるのかが、わからなくなってしまいます。なので制作進行が管理するのです。絵は描けなくても、演出ができなくとも非常に大事な仕事です。
もちろん苦労もたくさんありました。例えば、原画さんが深夜活動する方の場合、深夜にしか連絡がつかなかったり・・・
また、原画を回収するのに朝方まで車の中で待機していたり、深夜に数百キロを移動して原画回収に回る、ということも珍しくありません。
しかし、好きだからこそ頑張ることもできます。上がってきたcutを見てテンションが上がり、どんどん映像になっていく工程を間近で感じることに生き甲斐を感じておりました。
好きなことは、どんなにきつくつらくとも楽しいということを、私に教えてくれた仕事でした。
好きなことだからきつくても頑張れる
このアニメの仕事については、アニメの制作現場をアニメにした、ゆめ太カンパニー制作の『アニメーション制作進行くろみちゃん』や、P.A.WORKS制作の『SHIROBAKO』などを観ていただけますと、詳しくわかるかと思います。作品としても非常に面白いのでおすすめです。
私が今働いている風俗業界もつらいこと、厳しいことが少なからずあります。でも、この業界が好きだからこそ、どんなにつらくても厳しくても、それと同じくらい楽しさがあるので、一生懸命頑張れます。
趣味を仕事にすることに否定的な方もいらっしゃるかと思いますが、好きだからこその知識を活かせる機会もたくさんあるので、私は好きなことを仕事にするのはアリだと思っております。
