こんにちは埼玉の能天気MIMURAです。
本日は、先日お伝えした”水疱瘡”時にあらためて、1巻から54巻まで読んだ人気漫画『キングダム』について語りたい次第です。
泣けるシーン①漂の最期の言葉
すでにご存じの方も多いとは思うので、あらすじについては割愛させていただきます。あえて3行でお伝えするなら、
- 時は春秋戦国時代における秦
- 中華統一王、大将軍を目指す2人の若者
- 奮闘、躍動、成長の物語
さて話を戻すと、私が水疱瘡時に病欠休暇を頂戴しておった時の話です。
今回に関しては泣けるシーンを抜粋してお伝えしたいと思います。数えきれないくらい名場面はありますが、MIMURAが思う独断と偏見です!
まずは1巻、漂が王宮から命からがら逃げて来るのですが、最期の時を悟りつつも信に告げたあの場面↓
信、俺たちは力も心も等しい
二人は一心同体だ
お前が羽ばたけば
俺もそこにいる
俺を天下に連れて行ってくれ
と、信に最後の力を振り絞り話しかける姿に涙です。この『キングダム』という漫画に関しては、特に言葉の力を感じさせられることが多いです。
泣けるシーン②養父の紫夏への思い
次に8巻。これまた泣けること間違いなしです!政の過去の話がメインとなり、政が王位を継ぐ前の時系列となります。
紫夏という闇商人の女性との関係性、彼女と彼女を育てた養父への想いに、号泣は避けられません。
政が刺客の追ってから逃げる中での紫夏と政のやり取りをはじめ、孤児だった紫夏とともに拾われ育った江彰、亜門との関係の深さ、乱世の時代、死が迫る中での3人の想い・・・
結局は闇商人の3人は死に至るのですが、その過程に心を打たれることは間違いなく、ただ胸が熱くなり、気づけば涙を流していると思います。
名言はいくつもあるのですが、あえて挙げるなら↓
恩恵は全て次の者へ
私の命も幾人かの命によって救われて来た
その恩を余さずお前達に注いだつもりだ
紫夏、お前がこの先
他人のために何かできたら
それは私にとっても大きな意味をもつ
どんなに些細なことでもいい……
受けた恩恵を次の者へ
そういうものだ紫夏
そうやって…そうやって人は…
つながってゆく
と、紫夏の養父は死に際に伝えます。もう書きながら自分も思い出して泣けてきます(泣)(´;ω;`)ウゥゥ
序盤に関しては、この2つのエピソードが強く印象に残っておりますが、このほかにも挙げていくと、まだまだたくさんあります。
泣けるシーン③成蟜が瑠衣に放った言葉
例えば順不同になりますが、35巻にて政の異母弟である成蟜(せいきょう)が、死ぬ前に妻である瑠衣に放った言葉↓
成蟜:「あの時からずっとお前にほれている」
瑠衣:「知っています」
というシーンも泣けますし。。。
31巻にて、政が秦国のサイという都市で民間人らを鼓舞させる際の演説シーン、またその戦闘の時の言動。
何よりも誰しもが選ばれると思うのが、16巻にて天下の大将軍である秦国の王騎が逝く時。読者みんなが涙したと断言しても、過言ではないと信じております。
ここで説明させていただくには、スペースが足りないのですが、王騎の大往生は自分も悲しく、そして、思いを紡いで行く残された側の心の機微を、とても上手く描いていたと思います。
巷では働くサラリーマンの出世するためのバイブル漫画とか、いろいろと言われておりますが、純粋に人の心を突き動かす、清い心を呼び覚ましてくれる言葉の集合体と自分は思っております。
話が脱線してしまいましたが、最後に、楊端和のフィギュアは最高にカッコよ☆彡ですので、購入して本当に良かったです♪
また、機会があれば『キングダム』のネタをお伝えしたいと思います!!