みなさん、こんにちは!まっつーです_(._.)_
今回も、私たちの未来の経済活動について書いていこうと思います。
技術者や芸術家の充足感
前回の記事で、日常生活に必要なモノは、ほとんど無人で作られるようになるという話をしました。しかし、それでもモノづくりを頑なに続ける技術者や職人はたくさん残るでしょう。
例えば時計。AIが時計をデザインして、ロボットが作るという工程が一般的になったとしても、「いやそれよりも自分の腕が作り得る最高の時計を目指そう」と、モノづくりを続ける時計職人が残るはずです。
作った時計は、もしかしたら、多少の狂いが生じるものかもしれないし、ベゼルの磨きにも甘さがあるかもしれません。
しかし、そのデザインは人間にしか考えつかない新しいもので、針の動きや文字盤の輝きも人間ならではのこだわりに基づいて作られます。
お金が必要なくなるのですから、とにかく自分が作った時計を誰かが使って喜んでくれること、そして「あの人はこだわりのある良い職人だ」と思ってもらい、次回作を期待されること・・・
こうした評価が時計職人の喜びになり、それを目指して日々鍛錬しながら生きていく・・・きっと人生は充実したものになるのではないでしょうか。
お金よりも価値があるもの
このことは、技術者以外にも、同じようにAIでは実現できない高みを目指す、芸術家や文学者、芸能に携わる人々にも通じるでしょう。お金が欲しいわけではなく、多くの人に見て、聞いて欲しい。
もしかしたら同じようなものをAIが作ってしまうかもしれませんが、自分は自分で道を究めることを目指し、それでみんなから評価してもらえれば、それがその人にとっての生きがいになるでしょう。
コンサルタントやカウンセラーの充足感
人の心のひだに触れて、豊かで知的な人生を送るために必要な仕事も、多くの分野はAIが行うことになるでしょう。
しかし、人間に残された人との会話や、場合によっては救いの手を差し伸べるような仕事には大きな魅力があります。
このことは、他の仕事においても言えることですが、自分のしたことが他人の役に立ち、喜んでくれたり、相手が悲しみや苦しみから救われた時、人間は幸福感を得ます。
人の役に立つことは誰にでもできることですが、特にコンサルタントやカウンセラー、教育者のように、そこに自分の知識やスキルを活かせる仕事は、お金などなくても十分にやりがいを感じられそうです。
ということで、今回はこのへんで!