前回からの続き~
ビギナーズラックを経て、コテンパンにやられるロケットマン・・・
という風にはならなかったんですよ。
例えば現在のスロッターならGOGOランプが光ってる状態で止められる方っていないですよね。凱旋を朝イチから打って1000ゲーム手前で止められる方もいないと思います。
ですが、当時はそういった事もわずかながらあったんです。といいますのは、その当時は現在のように大当たりを知らせる派手な演出やデカい告知音等の良心的な台は少なく、リーチ目と言われる通常時には止まらない出目によって大当たりを判別するのが当たり前の時代でした。
さらに今よりスロットの情報が流通してなく、リーチ目や台の性能をより理解してる奴が勝てる時代だったんです。そしてそれをよく理解している連れのお陰で、大怪我する事もなくドンドンのめり込んでいきました。
スロット業界の枠を壊したあいつが登場
さらには、お店が朝イチに大当たりをセットするモーニング台や、12時までにビック◯回で6に変更等のイベント、通う度にポイントを貯め、一定数のポイントで好きな台を好きな設定に変更出来る魔法のような権利獲得等、今では考えられないような素晴らしい時代だったんです。
とはいっても仕事はしてるので、打ちに行くのは夕方頃から。連れから設定という概念、「兎に角当たっている台を打てば間違いないから」と簡単にご教授いただき、また素直にそれを続ける日々。勝ったり負けたりですが、収支的には1番落ち着いていたように思います。
そんなスロット業界の枠を壊した立役者は多分あいつじゃないですか?
1999年に満を持して登場したA-700タイプの【大花火】
今までのスロットとは全くの異質。ワンビックで約600枚~MAX711枚という破格の大量獲得機。1回のビックで下皿がパンパンになる圧倒的な出玉に一気に魅入られてしまいました。
収支ですか?そんなものどうでもいいんです。ただコイツの3連ドンを止め、バー図柄をビタで止める事が生きがいなんです。その頃にはもう独り立ちした立派な【スロッター】になっておりました。
楽しみ方
リーチ目を楽しむ打ち方や、子役の取りこぼしをなくすDDT打法なんて、その頃は基本中の基本。なんですが、もう大花火を愛しすぎて最終的に辿りついたのは【オヤジ打ち】でした。
少し怪しい目が出ては、ドキドキしながら1枚がけで狙ってみては一喜一憂したり、止まった図柄から色々計算し、この出目はありえない!!と新しいリーチ目の発見に喜んだり。(もちろん余裕がある時だけですが)
さらにはボーナス判別した後に目をセットし、1枚がけで空回ししたり・・・楽しみ方はホント無限大でしたね。
~続く~