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【あの頃の気持ちはどこへ!?】大人になって消えていった音楽熱を探して…

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みなさんは音楽を聴いてますか?

その時々のヒットチャートしか聴かない方、自宅に音響設備を整えて、毎日音楽に浸る方、さまざまだと思います。

かくいう私はバンドマンということもあり、学生の頃は四六時中イヤホンを付けて音楽に浸っておりました。

昔は好きなアーティストの新譜が出れば、すぐにタワレコに足を運び、帰ってiTunesに取り込みながら聴いていたように思います。

新しいCDを開封するときのトキメキたるや、まるでヒルズホテルで女の子を出迎える時のようでした。

そして気に入った楽曲に出会えた時には、何回も何回もリピートし、耳が拒絶反応を起こすくらいまで聴き込んだものです。

そんな音楽ライフを満喫していた私ですが、最近ふと「音楽聴いていないな」と思うようになりました。

あんなに音楽が好きだったにも関わらず、大人になった今、なぜ音楽を聴かなくなってしまったのか。あの音楽への情熱はニセモノだったのか。自問自答を繰り返す中で、ひとつの答えが脳裏に浮かびました。

その大きな要因は通勤時間が短くなったこと。前回のブログでも触れましたが、職場から徒歩15分の家に引っ越して、長かった通勤時間が激減。

それまでは移動の往復4時間、電車に揺られ、音楽を聴きながらネットサーフィンをしたり、たまたま目の前に座った可愛い女の子との妄想に明け暮れたりしていましたが、移動時間が短くなり、”時間をもてあます”ということがなくなりました。それが大きな理由かと思います。

一日1アルバムチャレンジ

そう考えてみると、あれだけ好きだったはずの音楽鑑賞は、「暇つぶし」の一環だったのかな、と。少し悲しい気持ちにになりながら、反省をしている昨今です。

・・・いやいやいや、そんなはずはない。中学生の頃に聴いた「Silent Jealousy」の壮大さは本物だったし、高校で出会った「Cowboys from Hell」のズクズク感には鳥肌がたった。さらに「Vicarious」の感動も本物だったし、満員電車で聴いた『Pet Shop Boys』にはいつも癒されていた・・・

じゃあということで、一日1アルバム、絶対に聴くというチャレンジを始めました。さらに、今までちゃんと聴いたことのなかった曲限定という縛りを加えて。

それまでメタルやHR、ロックなど、激しい音楽が中心だったので、新たな分野を開拓するべく、今まで聴いてこなかったジャンルに手をのばしはじめました。

音楽から新しい刺激を取り入れる

最近聴いた中ですと、『King Gne』っておしゃれだな、椎名林檎の歌詞って深いな、など、「いまさらかよ!」とお叱りを受けそうですが、新しい発見がありました。

新しい音楽に触れると、当然、新しい刺激になります。そうやって新しい音楽に触れた日、さらに言うと新しいお気に入りのアーティストや曲に出会えた日は、すべてにおいてとてもポジティブになれる気がします。

後付けの考察ですが、大人になればなるほど日々の刺激が少なく、同じ内容の繰り返しになりがちです。その中に少しだけでも刺激がちりばめられると、”過去とは違う1日”が完成するのだな、との発見がありました。

「だいたいおんなじ毎日、まぁまぁそれなりOK だけど、なんとなく空見上げちゃうんでしょ」と、どこかの赤髪さんは唄っていましたが、同じようなもやもやした気持ちになっている方は、ぜひ生活の中に新しい刺激を取り入れる時間を作ってみてください。

同じようだけども、まったく違った1日が手に入るかもしれません。

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