私自身まだ20代なので、実際のホールで打ったことはほとんどありませんが、よくゲームセンターとかで、遊んでいたスロット4号機。そんな4号機世代のスロットを何台かご紹介していきます。
思えば幼少期、家に『初代ウルトラマン倶楽部』がありました(父の弟が某メーカーに勤めていたので)。スロットには子供の頃から触れていたので愛着があるのかもしれません。
①サンダーV(1997年 A‐タイプ メーシー)
初の3連絵柄のインパクト!多彩なフラッシュ・予告音でのあおりや告知!シビれるBGM!高い技術介入度と機械割(出玉率)!それでいて設定判別もできちゃう!と、1台で何粒も美味しい台でした。
この台の特徴を挙げたらキリがないですが、特に大事なのがリプレイ外し。技術介入全盛期、リプレイ外しをやる、やらないで獲得枚数が25枚以上も違ってました。ビタ押しを要求されるので緊張感もハンパない。
しかしそこが当時のユーザーに支持され、圧倒的な人気を誇っていました。当時はイベント規制もなく、イベント日には設定6がバンバン投入されてました。設定6は約117%もあったので、5000枚は固いイメージで甘い台でした。
②B‐MAX(1998年 A‐600タイプ アルゼ)
当時の規制の概念が少し変わり、内規拡大解釈による変更でボーナス中の獲得枚数が大きく増えるのを許可された、いわゆる大量獲得機。その先駆けとも言えるのがこの台です。
フル攻略を行うと、設定2以上で+収支が見込めます。これもまた甘々の爆裂機でした。
右リールに「BOMB・爆弾・BOMB」狙いで15枚獲得。リプレイがテンパイしたら、テンパイラインにチェリーなしの赤7か10番の爆弾をビタ押しでリプレイ外しです。
完璧にこなして平均獲得枚数は570枚!
リプレイ外しができるとできないとでは、ビッグ1回で200~300枚も差が出ることもある、技術介入機全盛を象徴するような台でした。
たまにゲームセンターで打ちますが、技術介入時代を生きてこなかった自分は、400枚くらいのショボい結果を繰り返してます(笑)
まさに初心者お断り、プロがたくさんいた時代だからこそ、圧倒的な支持を受けていた、そんな台でした。
③アステカ(1999年 B‐CTタイプ ECJ)
爆裂CT(チャレンジタイム)機の代名詞。奇抜なデザイン、耳に残るBGM!そしてCTと高確率のビッグが織りなす大量出玉の爆裂機!
今ではとても考えられないくらい激甘な台です。当時のCT機の中では絶大な人気があり、その後、続編が次々と作られましたが、どれもこの『元祖アステカ』を超える人気にはなりませんでした。
機械割(出玉率)は設定1でもフル攻略すると驚愕の100%越え。イベントなんかでは設定1なし!と告知するだけで徹夜組が発生する、そんな台でした。
設定2でもフル攻略をすると機械割108%(昨今のスロット設定4前後)。そりゃ並びますよね(笑)
設定6なら驚愕の139%!9000回転回した時の期待値は万枚越えです。徹夜組が発生するのも納得です。
アステカでおなじみなのが、左リールの「サボテン・白7・白7(サシシ)」で1確!ビタ!っと決まった時の爽快感は計り知れません。
また50%で突入するCT。仮に「ビッグ→CT→150」ゲーム目で、「ビッグ→CT→150」ゲーム消化で終わると、1000枚獲得と300ゲームのフリープレイができます。
こんな台、今の規制じゃ存在すること自体不可能です・・・
今回はほぼノーマル機の4号機をご紹介しましたが、次回は爆裂AT全盛4号機世代の台をご紹介できればと思っております。
4号機世代は、その後メーカーがこぞって爆裂AT機を排出したせいで、終焉をたどるのですが・・・次回もお楽しみに。