メラビアンの法則とは？人は第一印象が重要？
メラビアンの法則という言葉を聞いたことはあるでしょうか？
聞いた事ない方がほとんどだと思いますが、あるコラムで読んだところ「メラビアンの法則」とは、人の第一印象を決める重要な要素とのことです。
人は何か物事を判断する時に、相手の話、内容などの聴覚情報より容姿などの視覚情報を最も信頼するというのです。
人が話す内容はたったの７％で、それ以外の９３％は話す内容以外のことに注目しているという心理的な法則です。
この法則から人は意外と話す内容に注目してないことがお分かりでしょう。
相手の第一印象は最初の２～３秒で決まると言われています。第一印象というのは非常に重要で、一度刷り込まれた印象は、なかなか書き換えることは難しいとも言われています。
要は、この法則は何かというと、人の発言よりも、それ以外の要素となっている９３％が相手に良い印象を与えるそうです。
人の発言よりも注目されるという９３％の要素とは？
このように話す内容がたった７％しか注目されないというのは非常に驚きますよね。
ではそれ以外の93％とは一体どのような要素なのでしょうか？
それは、顔の表情や目線、態度、髪型や体型、服装、しゃべり方や声の大きさやトーンといったものでしょう。
確かにそう言われると気になりますね！つまり話し方ばかり意識して、この93％の要素をおろそかにすると第一印象は確実に良くはならないのです。
これはたしかにとても大事ですよね。会話上手になってしまえば、あとは何も意識しなくてもいい！と考えると大きな損をすることになります。
人は見た目９割で判断してしまうのですからね。ある程度の見た目が良ければ話は聞いてくれます。いくら会話上手であったとしても見た目がダメであれば話を聞いてくれない可能性があります。最初は上手に喋れなくても９３％の残りの要素に注力すれば好印象となるのです。
ビジネスシーンにおいても、説得力はないが綺麗に整った美しい資料は、説得力はあるが整理されていない資料よりも説得力があると言われているほどです。
果たしてメラビアンの法則は正しいのか？
私はメラビアンの法則を多少意識するのは大事かもしれないと思いますが、それほど重要ではないとも思います。会話上手になればなるほど自分に自信が持てるようになり、自然に顔の表情や声の大きさや話すときの動作も変わっていくでしょう。
やはりコミュニケーションの基本は会話で始まり、会話で終わります。それなのに発言が占める割合がたったの７％しかないの？？そのように思って「じゃ、喋らなくてもいいんだ？」というのはダメかとも思います。
私自身も９３％を意識していきたいと思っています。
