こんばんは。錦糸町スタッフ20代の安藤です!
ロケッツのオフェンスが面白い
前回に引き続きNBAについて熱く語っていきたいと思います。注目すべきはロケッツ!!!
テキサス州のヒューストンに拠点を置くウェスタン・カンファレンス。ディビジョンはサウスウエストのチームですね。
今年はロケッツが好調ですね。自分は全く予想していなかったし、HardenがPGをやることも知らなかったので、この結果には驚いています。
それにしてもHardenのプレーを見るのも、ロケッツのオフェンスを見るのも面白い!
Hardenは、最近学んでいる古武術的な動きを使って筋力とスピードで相手を抜くというよりも、緩急で相手を翻弄するので個人的に大好きなタイプです。
今日はロケッツのオフェンスをを紹介します。
21Specials
今年のロケッツは、HardenがPGをしていることもあり、4outの状態でPick&Rollからオフェンスを組み立てることが多いです。これはコーチのMike D’Antoniの戦法ですよね。ナッシュがいた頃のサンズのように。
ロケッツのオフェンスは本当にシンプルで複雑なシステムでは攻めていないように見えます。(リーグパスを見ていてもそう思います)
・単純にPick&Rollをしているわけではない
・一つのスクリーンプレーから色んな駆け引きが生まれる
というところです。
ただ単にPick&Rollをするのではなくて、その前に、DFとのズレを作るためのスクリーンがあります。だからこそ、アウトナンバーが生まれやすくなっているんですね。それと、どのプレーも同じ形からスタートしていますが、その後に生まれるスクリーンのかけ方は様々。臨機応変に対応できています。シンプルなオフェンスの裏にはちょっとした工夫がありますね。
NBAのスクリーンプレーは本当に面白いです!
NBAを見る楽しさを増やすことや、自分たちのバスケに何かしらの形で応用していくと、よりバスケは面白くなります。
一つ一つのチームがただ単に「激しいDFをして速攻を出す」という一つのカラーではなくて、色々なスクリーンプレーを取り入れて、それぞれのチームの個性が生まれたらスポーツの試合はもっと面白くなる筈です。
激しいDFをして速攻を出すのも一つの戦い方ですが、周りと同じ路線で戦うと練習量や練習環境に左右されやすいです。何よりも、個性vs個性の戦いの方は駆け引きが沢山あって面白いと思います。参考にしてみてください!