まずは強く印象付けることを意識しよう
みなさんも、自己紹介することってありますよね。
初対面の人に会ったら、まずはお互いの自己紹介から関係が始まります。
風俗の仕事でも、新人さんが来たときや新しく入った女の子には、しっかり挨拶するのが基本です。
自己紹介で自分を強く印象付けることができれば、その後の仕事にも良い影響をもたらします。
では、どんな自己紹介がいいのでしょうか?
「どこどこ出身で、趣味はなになにです」、なんて自己紹介では、あまり記憶に残りませんよね。
なぜ記憶に残らないのか? それは具体性に欠けているからです。例えば出身が東京都として、趣味が野球観戦だったとします。
東京在住で野球が好きな人は、それこそ星の数ほどいます。こうした自己紹介では、あなた自身の顔が見えてきません。印象には残らないんです。
自己紹介の取っ掛かりは、趣味でも好きな食べ物でも、何でもかまいません。ただし相手に伝わりやすい具体的なキーワードを織り込む必要があります。
どこの球団の誰が好きで、どんなところを応援しているのか、球場まで足を運ぶのか、家でビール片手に応援するのか・・・などなど。
具体的であればあるほど、会話が広がる可能性が高くなります。
相手の興味を惹くためには?
具体的な会話が印象的な自己紹介に有効なのは間違いありません。
しかし、相手が興味無い話題で、長々講釈をたれるのはマイナスです。興味なさそうだなと思ったら、即時切り替えていきましょう。
でも、どんな話題を振ればいいのか?
相手が興味を持ってくれそうなネタがなにかなんて、初対面でわかれってほうが無茶ですよね。
そんなときは、誰もがある程度関心を持っているであろうネタを振りましょう。それはなにか? もったいぶらずに言いましょう。相手の利益に繋がる話題です。
私と仕事したら、「こんないいことがあるんです」ということを、さりげなく織り交ぜていけば、きっと興味を持ってくれるはずです。自身の利益になりそうな話題は、誰だって耳を傾けたくなるものです。
具体的に言えば『お金が儲かる』とか・・・ちょっと生々しいですね。
その他には、美味しいお店を知ってるとか、有名人のネタなんかも、相手の興味を惹くって意味ではアリかもしれません。ただし、ひとつ注意したいのは嫌味にならないこと。
この人、自慢話ばかり、なんて思われたくないですからね。悪い意味で印象的な自己紹介になってしまいます。
相手の心の引き出しを開けるのには、ある程度の積極性が必要ではあるけど、やりすぎてしまうと、かえって印象を悪くしてしまいます。
ストーリー性を意識して話そう
相手に興味を持ってもらうためとはいえ、単に利益やメリットを並べてたてていては、逆効果になる場合が往々にしてあります。
嫌味に思われないで、自分と出会ったことのメリットを具体的に伝える自己紹介・・・って、とんでもなく難しいですよね。
自分で書いてて、そんなの無理って気がしてきました。でもあるんです、秘策が・・・!
自己紹介に、あなた自身の経験を織り交ぜ、ストーリー性を取り入れてみましょう。
強い志や夢は、ときに聞く人を感動させます。相手に自分のことを知ってほしいという気持ちが縦軸なら、ストーリーは横軸です。
直線的にグイグイ責めてばかりでは、相手も警戒します。横からフワッと心地よいストーリーが流れてきたら、警戒心も薄れていくでしょう。
人の感情を揺さぶるのは、常にストーリー性です。音楽や絵画、花や緑といった自然だって同じです。暴論になりますが、音楽や絵、自然そのものに感動しているのではなく、実はその背後にあるストーリーに魅かれるからこそ、人は感動するんです。
みなさんも、いままでいろんな経験をしてきたことでしょう。それらの経験をただ並べるのではなく、ストーリー性を取り入れつつ話せれば、きっと興味を持っていただけるのではないでしょうか。