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【神々が棲む屋久島】白谷雲水峡から原始的な森を抜けて宮之浦岳縦走

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『いい仕事するためには、いい旅行が欠かせません』
私にとっては、旅行も仕事のうちです(???)。楽しい旅行をすることで、心身が健康になって、仕事の成果も上がる。ということです(たぶん)。

4月は、コルチゾール(副腎皮質ホルモン)を減少させてストレス解消するために、神々の棲む世界自然遺産の「屋久島」に行ってきました。

屋久島4日間の旅程

4月の屋久島は、新緑のほか、山桜、車輪梅、白いトベラ、ハマヒルガオなどの花々も楽しめる季節でサイコーです!

1日目は、島内観光。滝巡りや温泉、屋久杉で箸作り体験など。
2日目と3日目は、屋久島縦走(宮之浦岳など)。
4日目は、安房川でリバーカヤック。

自然の情趣に富む景色、幽玄の美に感動しながら、マイナスイオンをたっぷり浴びて、リラックス^^

今回メインの屋久島縦走は、白谷雲水峡側から入りました。淀川口スタートの方が体力的に楽でポピュラーなようですが、屋久島を満喫する旅のストーリー的には、雨の白谷雲水峡~縄文杉~美しく原始的な森を抜けて、翌日、晴れの宮之浦岳、黒味岳の縦走が理想でした。

<登山1日目>
白谷雲水峡入口5:30発→苔むす森(もののけ姫の森)→太鼓岩→トロッコ道→ウイルソン株→縄文杉→新高塚小屋着15:30・宿泊(無人の山小屋)
※雨が降る中を歩きましたが、雨のおかげで苔むす森の苔が生き生きしていました。また、太鼓岩からの見た景色は、霧のおかげで幻想的。風景に感激。
山小屋では、名物の焼酎「三岳」に、飛魚、鯖節などをつまんで、屋久島グルメも充実。

ウイルソン株・縄文杉・大王杉

[ウイルソン株・縄文杉・大王杉]


<登山2日目>
新高塚小屋5:30発→坊主岩→宮之浦岳→投石平→黒味岳→花之江河→淀川小屋→淀川口16:00着
※2日目は見事に晴れました。宮之浦岳、黒味岳の縦走は、晴れていたほうが森の風景、展望が良いです。

宮之浦岳山頂と黒味岳山頂

[宮之浦岳山頂と黒味岳山頂]


<トレッキング情報>
合計距離: 26.78km
標高: (最高点)1911m・(最低点) 639m
累積標高:(上り)2130m・(下り)1403m

旅の効果

特に旅の初日には、「セロトニン」という幸福感をもたらす成分が脳内に多く分泌されるとも言われています。また、「セロトニン」以外にも、脳内にいろいろといいものが多く出るようになるため、幸福感が高まるようです。

そして、旅の間はNK(ナチュラルキラー)細胞の働きが活発化する効果も期待できるようです。

NK細胞は「免疫」という体を守る大事なシステムの中で特に重要な役割を担っているとも言われ、NK細胞は常に全身を回って、癌化した細胞やウイルス感染細胞がいないかをパトロールし、そのような身体に悪い異常な細胞を発見すると、すぐに攻撃して癌化や感染の拡大を防いでくれる強力な免疫細胞らしいです。

さらに旅においては、身体の老化を防ぐ「SOD活性」の数値も上昇するらしいです。若々しい身体作りに「SOD活性」!!

「NK細胞」の働きと「SOD活性」の数値は、ストレスがかかることによって低下する特徴があるらしいのですが、旅行のリラクセーション効果で、体内にあるいいものが活性化すると、免疫力のアップに効果があるようです。

屋久島の森から眺める日の出

[屋久島の森から眺める日の出]

全てはいい仕事するために・・・です

従って『元気一杯で、いい仕事をするには、いい旅行が欠かせません』ということです。
これら健康に良い効果を得るためには、まず心から旅行を楽しむことが大事ですね。気を遣いすぎるとか喧嘩になってしまうような旅行は、逆にストレスを増大させてしまいますが・・・そういう方々、よく見かけます。。。

太鼓岩から見る幻想的な風景

[太鼓岩から見る幻想的な風景]

多雨の屋久島で役立った防水ギア

「月に35日雨が降る」と言われる雨だらけの屋久島では、防水対策は重要。特に森林限界を超えた高所では、横殴りの雨から身を守る準備が必須ですね。

左から・・・

  • 防水ザック
    “HYPERLITE MOUNTAIN GEAR 2400 windrider”
    – 若くて異端のガレージメーカー「HMG」製の40L(~50L)ウルトラライトザック。Cuben & Polyesterのハイブッリット素材で「Ultralight(軽く)」「Durable(頑丈で)」「Water resist(雨に強い)」。
  • 防水シェルジャケット
    “Teton Bros. Tsurugi Lite Jacket”
    – ミニマルな容姿がいい。無駄な要素を排除し必要とされる機能は排除せず仕上げられた超軽量・至極のPolartec NeoShell素材スーパージャケット。
  • 防水シェルパンツ
    “TYPHON 50000 ST PANT”
    – 日本の春夏に最適な脅威の透湿性(50,000g/m2/24h)と、ストレッチが効いた3層防水パンツ。防水シェルとは思えないほど軽く柔らかい肌触。
  • 防水ゲイター
    “OUTDOOR RESEARCH VERGLAS GAITERS”
    – 数々の賞を総ナメにした定番「クロコゲイター」の軽量版で雪山以外に最適。透湿防水性に優れたPertex Shield素材で軽くパッキングもしやすい。
  • 防水シューズ
    “Zamberlan 1030 SELLA NW GTX RR”
    – イタリア、ドロミテ山麓の名門ザンバラン製。タフでクラシカルなオールレザーが好み。ゴアテックス靴で完全防水。手が掛かるオイル塗りの手入れも楽しい。
屋久島で数日歩くなら安い間に合わせの雨具は禁物

[屋久島で数日歩くなら安い間に合わせの雨具は禁物です]

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