●替●
ふと、今までの自分の仕事内容、仕事に対する姿勢、仕事の最中の行動などを振り返ってみる。。。
現在の職場は勿論、過去に働いてきた職場も含めて働いていて楽しいと思った仕事は少ない。
それはなぜか?
そんなことをふと考えてしまった。。。
なぜそんなことを考えてしまったのかを、更に考える。。。
思考の迷路に迷い込む。。。出口はまだない。ただ、出口に向かう矢印は見えている。矢印を見えやすい形で照らしてくれた人が現れたからだ。
私はどんな仕事もわりと無難にこなしてきた。突出した能力は無いけれど無難にこなすことは出来ていた。が、スランプに陥り、脱出できずにやる気と時間だけを浪費していく日々を自分でも感じていたある日・・・
「TK!面接してみようか!」と突然言われた。
そろそろやってもらうよとは言われていたものの、通常業務に躓き、沈みかけている自分がこんなにも早く面接させてもらえるとは思ってもおらず驚いた。
だがその人は、お前なら出来るでしょ。出来て当たり前でしょ。ぐらいの感じでこっちを見ている。
プレッシャーには感じない。表現は変かもしれないが、心地いい威圧感。面接講習もなんとなくは受けていたので下準備は出来ている。あとは自分がやるかどうか。
TK「畏まりました」
この瞬間から自分の中のスイッチが切り替わった。
●責●
この業界は、面接が命。新人入店からフォロー等、お店にもよるが、ここは面接担当がその子の担当になり、フォローしていく形になる。
言ってしまえば、稼げなくても担当との信頼関係などで女の子がお店に残る、辞めるなどが大きく変わる=在籍人数に影響し、ひいてはお店の利益に関わる責任重大な業務である。
一般業務が出来て、ある程度認められないとやらせてもらえない業務が面接である。。。
序盤でも話したように、やる気が低下していた自分にやらせてもらえるとは思ってもおらず、内心は驚いていた。。。
●変●
初めての面接から1週間が過ぎようかという時、マネージャーに「最近変わったねぇ!」と言われました。
自分では分からなかったことですが、担当の子が増えて日に日にやることも増え、帰る時間が遅くなっていたことに気付く。
遅くまで残ればいいというものではないが、自分の担当の子を大事にしたいと思っていたら自然と帰りが遅くなっていた。
賛否両論あるとは思いますが、周りの目には頑張っていると映っているようで、代表にも、「TKの最近の姿を見て、他の社員も良い意味で感化されて、お店が良い流れになってるよ!」と言われた。
嬉しくないわけがない。褒められて嫌な気持ちになるわけがなく、更に意欲的に仕事に取り組める。
面接してと言われた日から、やっとスタートラインに立った気がしている。
その②へ続く