新橋店舗スタッフ・隊長です。今年も終わりとなりますが、今回は・・・埼玉県の寄居(よりい)にあります「かやの湯」へ行ってきました。
寄居(よりい)と言えば・・・
日本水(やまとみず)と呼ばれる美味しい湧き水もあるようなのです。温泉に入る前に、美味しいらしいので汲みに行くことにしました。
道をずいずい歩いていくと仙元名水の看板を発見。緑の木々に囲まれて少し苔むした水汲み場が中々良い風情です。不思議な空間ですが雰囲気はとても良いです。
地元の有志の方たちが取水し、管理しているようです。水は三箇所から出ており、適度に冷たく、山道を歩いてきたこともあり、とても美味しく感じました。
あまり時間もないので駅に戻ります。のんびりとバスにゆられながら、風景を楽しみます。湯前バス停に到着。本当に自然以外は何もないところにある宿です。
バス停からすぐ横に、宿まで続く道があります。道沿いに進んでいくだけなので迷うことはありません。ゆるやかな坂を登り、砂利道を進んでいくと、目的の宿に到着しました。
昔ながらの建物は山中にある秘湯の宿と言った風情です。とても素晴らしい。玄関に入る手前にある「旅館」と書かれた看板もどこか素敵で、わくわくします。
渡り廊下を進んでいくと途中で丁字路に突き当たります。そこを曲がるとお風呂場があるということでした。風呂は岩風呂らしく、脱衣所からもすでに立派な岩が見えていました。
秘湯を満喫
想像していたよりもずっと迫力のある立派な岩風呂だったことに、まず驚きました。大きな岩が組みあがった頂上のあたりから源泉がちょろちょろと流れ出し、浴槽に流れ込んでいます。
いかにも秘湯といったたたずまいですが、ボディソープやシャンプーなどは一通り揃っていますので、そこは安心です。
温泉自体はほぼ無味無臭ですが、岩の中で浸かる湯は格別でした。
とにかく気持ちの良い湯
よく見ると、お湯の中には湯の花らしきものがあちらこちらに浮いていて風情がありました。湯に浸かると天井が高さがさらに際立ちます。岩に囲まれた幽玄な空間がとにかく気持ち良かったです。都心では絶対に味わえないの贅沢を満喫させてもらいました。
実はこのお湯、成分の少なさから温泉とは認められていないようです。しかし、古くから皮膚病などに効くとされ、珍重されてきたとのことです。
昔から珍重されてきただけあって、とても気持ちのいい湯でした。やっぱり温泉はイイですね。
今年も今日で最後です。頑張って行きましょう!!
それでは、次回また・・・よいお年を!