こんにちは、店舗管理部の飯豊です。
最近は膝痛に悩まされているので、都内で軽くハイキングに行ってきました。
都内屈指の探勝地・川苔山と百尋の滝を堪能
癒される沢、百尋ノ滝、頂上からの見晴らしの良い景色と、都内でハイキングを楽しめる探勝地。登山ルートもバリエーションに富んでいて、いつ訪れても四季それぞれの風景を満喫できる。冬なら雪が降った翌日あたりに行くと、都内でも雪山ハイキングが楽しめます。
腸脛靭帯炎で膝痛が完治していないので、この日も、ストレッチをしながら、ゆっくり歩いたのだが、百尋ノ滝を過ぎあたりから、左脚に激痛が!!
せっかく来たので頂上まで行ったものの、下山時は左脚の痛みを堪えることに精いっぱいで、景色を楽しむどころではなくなってしまった。
膝痛はランナーズニーだった!
よく「ランナーズニー」として言われる症状で多いのは「腸脛靱帯炎」です。
私も9月に、八ヶ岳連峰の阿弥陀岳南陵バリエーションルート~赤岳に行ったときに、この「腸脛靱帯炎」を発症してしまいました。
医師からは、全治2週間くらいと言われましたが、3ヵ月経過しても痛みがあります。あまりに長引くので、医師に「これは治るものなのですか?」と質問したところ、「腸脛靱帯炎は必ず治る症状です」と言われました。
この腸脛靱帯とは、膝部外側で摩擦し疼痛が発生するもの。膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆と接触して滑膜炎を起こします。これにより疼痛が発生するらしいです。
特に長距離ランナーや、バスケットボール、水泳、自転車などで、この症状が出る方が多いようです。
ランナーズニーの主な原因
一番の原因は膝への負担のかけすぎらしいです。過剰なランニング時間と距離、ストレッチやウォームアップ不足、休養不足、硬い路面や下り坂、硬いシューズ、下肢内反膝など、個人差によってさまざまな要因があるようです。
私の場合は、大腿筋膜張筋やお尻の筋肉が硬くなってきていて、そこからつながっている「腸脛靭帯」は硬くなった筋肉に引っ張られ続けて過度に張っていくことにより、膝の曲げ伸ばしなどをすると、骨とこすれて痛みが起きるとのことです。
さらに、足首や足の指の筋肉が硬くなってしまうと、足への衝撃が吸収できなくなり、足首から上のふくらはぎや脛、太腿、お尻の筋肉に直接負担がかかるようです。すると、筋肉が硬くなり、結果として痛みに繋がるらしい。
治す方法としては、保存療法が原則らしいです。まずは安静、運動の休止が必要とのこと。次に、大腿筋膜張筋や股関節外側部、お尻の筋肉に加え、足首や足の指が硬くなってしまわないように、柔軟とストレッチを欠かさないことが重要なようです。
医師からは、患部に貼り付けるタイプの消炎鎮痛剤を処方されました。通院時には超音波などの物理療法も行います。
いったん痛みが出ると、簡単に痛みは消えないので対処としては休ませるしかないようです。
歩くとき、走るときの注意事項
サポーターやテーピングに頼っても根本的な解決にならず、むしろ無理やりながらも運動ができてしまうので悪化の原因にもなるとか。
まずは、太腿の内転筋群を適度に鍛え、歩く/走るときに、前から見たときに股(膝)を開かずに、少し閉じる感じのフォームがいいようです。
フォームと言えば、骨盤が後傾していたり、猫背になると後ろ重心になり、太ももに負担がかかりやすくなるので、姿勢改善、正しいフォームを意識することが再発防止につながります。また、着地の際に膝が伸びきっているのも衝撃負担の原因なので、膝の軽度屈曲を意識して歩くことも大切だとか。
膝痛まとめ
まとめると、多くの治療方法は対処療法で一時的に良くなるけど、根本的な原因に対応しないと、すぐに再発してしまいます。
柔軟、ストレッチや適度な筋トレ、正しい姿勢・運動フォームで、負担をかけ過ぎないことが大事だということです。