皆さん、こんにちは!店舗管理部の花岡です!最近は寒暖の差が著しいですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか??
さてさて、前月までは「クラシカルロック編」ということで続き物を行っておりましたが、今回は趣向を変えてソロ作品に注目してみようと思います!
※最近ロックバンドのギタリスト達のソロ作巡りにハマッておりまして。。。(笑)
題して、「ロックギタリスト達の【珠玉のソロ名盤集】~個人でも秀逸なのね編~」をお届けしたいと思います!
●グレアム・コクソン ~The Sky Is Too High~
こちらのブログでも何度かご紹介させていただきました、イギリスのロックバンド「Blur」から、名ギタリスト(たまに迷ギタリスト)であるグレアムコクソンです。
バンド内では、技ありのギターを弾き、ブラーの曲達に華を添えております彼の初ソロ作がこちら、『The Sky Is Too High』です。
彼はバンド内では、ギターを知り尽くした、いかにも職人技のようなギタープレイを見せてくれます。
そんな彼はソロデビューで何を聞かせてくるかというと、アコースティックな宅録アルバムでした。
数曲轟音で疾走感にあふれたパンク曲もありますが、基本的にはアコースティックでの弾き語りや、アコースティックアレンジが目立ちます。
ブラーでのギタープレイが、イギリスの近しいバンドからもそこそこ評価されていた彼ですが、このソロ作で「え?歌もいけるし、かなり良いじゃん!」という、さらなる評価に繋がったようで(笑)、ここからソロ作を定期的に作っていくようになりました。
彼の内向的な性格から、人付き合いなどもあまりうまくない印象を受けます。しかし、音楽に対する求道的な向き合い方が、周りからの注目を集めるきっかけとなったようです。
●ジェームス・イハ ~Let It Come Down~
バンド自体は本ブログでは初登場、スマパンこと「スマッシング・パンプキンズ」から、オリジナルメンバーとして参加していたジェームス・イハです!
彼はアメリカシカゴで生まれたようですが、日本名も持っている日系人です。(井葉さん?)
元は上記の通り、スマパンで活躍していたギタリストですが、今はプロデューサー業など、音楽にかかわりながら、活動は多岐に渡ってるみたいですね。
そんな彼がまだスマパンに参加していた頃のソロ作、「Let It Come Down」。
実は最近このアルバムを聴いて、すっかりハマってしまって、今回の企画にたどり着きました(笑)
何がいいって、もう至るところにグッドメロディと、ラブがあふれているんです。
スマパンはパールジャムやニルヴァーナらと比較されるオルタナバンドですが、その轟音ギターを掻き鳴らしている彼が、こんなにシャラシャラきれいな音色、かつ聴いていると「あぁ、やっぱり、歌って良いなぁ・・・」としみじみ思わされてしまうようなグッドメロディを歌うと、なんだかそのギャップにもう、はっきり言って、、、心酔状態です(笑)
はい、心酔であります(笑)
至る所にビートルズの欠片が溢れていて、かつビートルズから引き継いだラブを散りばめています。
※勿論ハッピーサッドも。
あの時代、このようなサウンドが流行ったと言う話も聞いたことがありましたが、それにしたって、もう最高ですよ?
今回は、彼の曲は絶対に紹介したかったので、その中の一曲目、「Be Strong Now」です。
●真島昌利 ~夏のぬけがら~
以前から何度も登場しております、マーシーのソロ作であります。
現クロマニヨンズ、元ハイロウズ、ブルーハーツの彼ですが、そんな彼のブルーハーツ時代のソロ作ですね。
彼のバンドとしてのキャリアの中では、アコースティックナンバーももちろんありますが、パンクバンド、ロックバンド、ギターロックサウンドetc・・・の印象が強く、アコースティック曲は少し鳴りを潜めていたような状況が見られます。
そんな中ででリリースされたのは、アコースティック色が目立つ、ノスタルジックブルーで彩られたアルバムでした。
もちろんバンド曲で歌うような、がなったりということもなく、ひっそりと語りかけるように歌うのがなんともいえない。
詩人としての彼が顔を出すタイトル、「夏のぬけがら」。
この言葉通り、夏が終わりかけている頃、多摩川の河川敷で遊んでいる小学生の、「あぁ、夏終わんなきゃいいのに」、という声がどこからともなく聞こえてきそうな、そんなアルバムです。
さらに人生を四季でたとえるなら、ことさら夏はもっとも活力に溢れた時期であるともいえます。
なんとなく人生を振り返るような、そのようなことも思わせるアルバムです。
私は何もすることが無くて、部屋でボーっとしたりするときに聴いたりしています。
※日中に聴く。夜中はだめ。
こんなこともあるし、あんなこともあったけど、明日もがんばろうかな。そう思えてきます。
一曲ご紹介。「さよならビリー・ザ・キッド」
●最後に
今回はギタリスト達のソロ作に焦点を当ててみましたが、振り返ってみると、ソロ第一作ばっかりで、かつ、アコースティック調の曲が目立ちましたね(笑)
ソロ作は、普段自分の所属ではできないことをしたいという欲求から作られることが多く、私としてはそのギャップがとても好きなんだと思います。
皆さんはいかがでしょうか??
仕事においても、一辺倒なことをやっていてもだめですよね。視点を変えて、普段とは違う趣向で何かと向き合ってみたら、新たな扉が開かれるかもしれません。
そして、その趣向が自分のしたいことともしも一致していたら、それはとても幸せなことだなぁと思います。
それでは、今回はこのくらいで。本格的に寒さが厳しい時期です。皆様お体には気をつけて、元気にお過ごしください。では~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!