こんにちは千葉店の男梅です!!
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今回は日本の刺青では一番人気の和彫りに関して書かせて頂きました♪
日本伝統の刺青、和彫りとは?
和彫りは、洋彫りのタトゥーとは異なるデザインをしています。「服から見えないように」という美学に基づき、首から上、手首から下に彫られる事は基本的にありません。
スジ彫りで力強い線を表現していて、ボカシという日本刺青の伝統技法を使い、墨の濃淡を綺麗に表現しています。
背中の大きな図柄をメインに、その他にも腕などの場所に様々なモチーフを描きます。最後に全てを額(雲・雷・炎・波などの模様)でまとめ、全身で一体感を表現します。彫り物を全身に纏うような、迫力のあるデザインが特徴的になります。
ですが、これが和彫りの全てであるという訳ではなく、他にもジャパニーズスタイルと呼ばれる、和風の柄を洋彫りっぽく再現するデザインもあるようです。
彫り方は、『手彫り』と呼ばれる方法が一般的。人の手で針を動かして墨を定着させていきます。手彫りならではの風合いや色味がありますが、機械彫りに比べて時間がかかるので、その分痛みに耐えなければならないのがネックです。
和彫りのデザイン
和彫りにはいろんな図柄がありますが、それぞれにきちんと意味があります。
◆龍
龍は中国から密教と共に伝来した、伝説上の生き物と言われておりますが、ひと口に龍といっても日本と中国の龍とでは爪の本数などに違いがあります。
青龍には「成功・出世・富」の意味があり、昇り龍は「様々な願いを叶える」という意味を持つと言われています。タトゥーモチーフの中でも人気が高く、よく使われています。
◆蛇
蛇は「創造と破壊」や「陽と陰」など、相反する2つの意味を持つとされています。脱皮を繰り返す事から「不死と再生」のイメージもあります。
日本では昔から白い蛇を見たり、財布に蛇の抜け殻を入れると金運が上がるとも言われています。また蛇神信仰も有名です。
蛇は和彫りだけではなく、オールドスクールタトゥーなどでも目にします。
◆鳳凰
平和を象徴する鳥として知られる鳳凰ですが、元は中国の神鳥でした。鳥類すべてを統べる鳥の長であるとされ、不老長寿の象徴にもなっています。
鳳凰の“鳳”は雄、“凰”は雌を指し、その翼は五色絢爛で、陰と陽を一体化した存在とされています。鳳凰は神を送る役目をしていたとされ、人生を良い方向に運んで行くという意味もあります。
その他にも般若・虎・鯉・歴史上の人物など、代表的な図柄はいっぱいありますが、書ききれなくなるので、今回はこのくらいにしておきたいと思います。
今回もこんな感じのブログとなってしまいましたが、よろしくどうぞ~。