どーもー、野球好きのこーじです!
ペナントレースも後半戦に入り、優勝争いも見えてきましたね!
セ・リーグは広島の独走となるのか?
パ・リーグは西武なのか?
はたまた日本ハム?それともソフトバンクが底力を発揮するのか?
目が離せない試合が続きますね!そんなこんなで今回は「セ・リーグがパ・リーグに勝てない理由」の第②弾!
▼ 目次
チームを編成する上で指名打者制度がある
パ・リーグは野手を育てやすい!
実はDH制は、選手たちの育成にも大きな影響を与えています。多少打撃に難がある若手の選手をあえて使うことができるのもDH制度によるところが大きいです。また、連戦で疲れているベテランや主力選手を、フルではなくDHで出場させることもできます。DH制度は首脳陣や監督にとっても助かる制度なのです。
ちなみに知っていますか?9番打者(セ・リーグの投手は基本9番)の年間打席は約550~600前後となっておりますが、その打席分をパ・リーグの球団は若手の育成や野手のコンディション調整に使えるのです。つまり結果的に野手の育成に大きな影響を与える制度ということです。
もちろん、投手が打席に立つことは決して悪いことではありません。しかし、球団・チーム全体の戦略、それに選手の育成に、DH制度が与える影響は計り知れないのではないでしょうか。
DH制度のないセ・リーグは試合終盤の投手交代タイミングが打線との兼ね合いになる
DH制度のあるパ・リーグは投手に打席がまわらないため、交代するタイミングは投手の疲労度や相手チームの打線を見て決めることが出来ます。つまり投手の状態と実力が交代する際のポイントになります。だからこそ、パ・リーグの投手はセ・リーグの投手よりも、完投する機会が多いといえます。また、完投する機会を無駄にしないだけの実力もあり、結果として歴然たる差が出るのではないでしょうか。
もちろん、後ろの投手(リリーフやクローザ―)にも良い投手はいます。完投するから成長するというわけではありませんが、ただ交代する必要のない投手を投球とは関係ないタイミングで代えてしまうのは、選手の成長機会を奪っているとも言えます。逆に、せっかくの得点チャンスなのに、投手の状態が良いから代打を送れず、みすみすチャンスを逃すことにも繋がります。
なぜ交流戦でセ・リーグがパ・リーグに弱いのかの結論
第①弾と第②弾で分けて記載しましたが、大きくまとめてみますと、
- 戦力差を生み出しているのはDH制度の有無が大きい
- DH制度は投手、野手の育成にもメリット
- DH制度のないセ・リーグの場合、投手交代のタイミングが打線との兼ね合いになる
もちろん2リーグ制でありますので、それぞれ違いがあるほうが客観的に観ると面白いですが、ここまで顕著に力の差がでる要因となっている以上、DH制度をもう一度考えてみるべきではないでしょうか?
確かにDH制度の有無だけが交流戦の勝敗を左右しているわけではありませんが、これからのプロ野球界の大きな課題になるのではないかと思われます。
今回も、なぜ交流戦でセ・リーグがパ・リーグに弱いのか・・・ということでいろいろと書かさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
猛暑が続き、各選手も疲労が溜まって大変だと思います。私たちも少しでも多く球場に足を運び、たくさん応援していきたいところですね!それでは閲覧ありがとうございました。