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【AIで進化を遂げるビジネス④】情報精査の分野はもはやAIの独壇場か?

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みなさん、こんにちは!錦糸町エリア担当まっつーです_(._.)_
今回も前回に続き、現在のビジネスに取り入れられているAIツールの事例をご紹介していきます。

商品の価格決定や見積もりを行うAI

AIが商品の価格決定を支援してくれる例として、有名なものがAmazonのFeedvisorです。

この機能は、Amazonに商品を出品する人に対して、最大の売り上げと最小の損失を両立させる価格をアドバイスしてくれるというもの。Amazonの中で同じ商品の価格やその売上高の情報をもとに、AIが最適な価格を考えてくれます。

つまり、ほかの出品者がどれぐらいの値付けをして、それがどれくらい売れたかという過去の実績をもとに値付けをしてくれるわけです。

この商品はいったいいくらでどれぐらい売れるのか?今までは人間が過去の経験や情報をもとに予測をしてきましたが、こうしたことを人間に代わって行うことのできるAIが、すでに実用化されているわけです。

AIでも予測が難しいこと

例にあげたように、AIは今後ますます人間が追いつくことのできないレベルの優秀な価格設定者になるでしょう。

しかし、同じ価格設定でも、まだAIに任せておけないジャンルもあります。営業の人間が細かな項目を条件に応じて組み合わせ、商談の状況に合わせて値段をつけるような複雑な見積もりは、まだ難しいかもしれません。

現在のAIで可能なのは、定型的なもの、あるいは値段がだいたい決まっている商品に幅を与える程度であり、新しいものに対して値段をつけるのは、まだ難しいようです。

例えば、コンピュータシステムの開発などは、AIが苦手とする見積もりの良い例だと言われています。

コンピュータやソフトウェアの開発見積もりは、たいてい予測を外すものだとIT業界では認知されています。なぜなら、毎回毎回が新しいモノづくりになるからです。

新たな事業の成否を予測するのは困難

これまでにないシステムの機能を新しくプログラミングして書き込む作業は、言ってみればまだ誰も登ったことのない高い山に何時間何分で登れるか、ということを予測するようなものです。事前に正確な見積もりを行うことは、ほぼ不可能です。

定型的で、基本がわかっていることの組み合わせなら問題ないのですが、毎回毎回が新しく、毎回毎回が冒険をするようなものについては、AIに予測させるのは少し難しいようです。

石油プラントの建設のように、現地の状況などが複雑に絡んでくるものについても、今のところはまだ難しいのではないかと言われています。

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