■釣りのイメージ
『釣り』のイメージといえば、釣り未経験の方のほとんどは『釣りバカ日誌』が頭に浮かぶであろう。ハマちゃんみたいな出で立ちで、爺さん同士が堤防などで竿持ちながらしゃがみ込んで炉端会議している、「オッサンくさい趣味」そんなイメージであろう。
しかし、そんなイメージとは真逆に釣りが趣味のオシャレ著名人も多くいる。
男性は木村拓哉を筆頭に、『EXILE』のTAKAHIRO、『三代目 J Soul Brothers』の山下健二郎、『嵐』の大野智・・・
女性はローラ、菜々緒、武井咲、川口春奈、『欅坂46』の長濱ねる・・・
その多くは、ルアー釣りやスポーツフィッシングと呼ばれる釣法による釣りを趣味としている。
■ルアー釣りとは
ルアーとは多種多様な素材や形状で作成された疑似餌のことである。何を釣るか?季節はいつか?どんな天候か?どんな場所か?等によって、どんなルアーがターゲットにマッチングするか異なるため、ルアーの種類は無限である。
これらの条件を踏まえて、自分で魚へのベストマッチを推理しながらルアーを選択するのだ。また、餌釣りと違ってダイレクトに魚の当たりを感じるため、その衝撃が人気の秘訣でもある。
最初は私もそうであったが、こんなオモチャみたいなもんで本当に釣れるのか?という疑心暗鬼の壁にぶつかるであろう。事実、私も当面ボウズ(釣れないこと)で、毎度「2度とやらねー」と思ったもんだ。所詮オモチャであり、生餌には敵わないのだ、と。
ルアー釣りを楽しむには、ルアーを本物と勘違いさせるような竿先を動かすテクニックが必要となってくる。
■釣りの種類について
釣りは大きく分けて3種類ある。
- ブラックバスなどをターゲットとする池や湖
- ニジマスなどをターゲットとする川釣り
- 青物(鯖やブリなど回遊魚を指す呼称)などをターゲットとする海釣り
ブラックバスは繊細な生き物で警戒心が強く、テクニックや読みが重要となる。自身のルアーの選択や、魚が潜んでいるだろうという場所の読みが当たった時に食いついてくれるのだ。
川釣りはフライフィッシングが有名である。フライと呼ばれる虫に似せた毛針を、竿で飛んでいるかのように動かして釣る繊細な技術重視の釣り。
海はターゲットにもよるが、青物の場合は運要素が強く、必ずポイントにいるわけではない。いつどこに回遊してくるかを予想し、その場所に足を運び、ひたすら投げ続ける体力重視。その代償として、海に引き釣り込まれるくらいの強い魚の衝撃を得ることができるのだ。
釣りとは自身の性格にあった釣法や、釣り場やターゲットによって、多種多様なのである。
今回は釣りについての前書きを書きました。次回は実釣について書いていこうと思います。