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【新種牡馬オルフェーヴル産駒を応援!①】歴代最強!?『オルフェーブル』編

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こんにちは!千葉の宮本です。今年も残すところ、後わずかです。

歴代最強!?オルフェーブル

今回は私が大好きだった競走馬「オルフェーブル」について。

競走馬として3歳牡馬クラシックの3冠を制し、2年続けて凱旋門賞2着となるなど「規格外」の強さを誇ったオルフェーヴル。

フランスでも日本でも、そしてコースや距離を問わない素晴らしい走りは、今でも多くの競馬ファンから「最強馬」として名前の挙がる1頭です。

オルフェーヴルは、宝塚記念と有馬記念のグランプリを制したドリームジャーニーの全弟として大きな期待を集めました。

兄は内回り・小回りをスパーンと捲るピッチ走法の馬。それに対して、弟オルフェーヴルは脚を速く回転させながらも、しなやかにストライドを伸ばせる馬でした。

兄に較べて馬格があり、凱旋門賞の行われたロンシャンの芝も苦にすることはありませんでしたし、気難しさ(4歳時の阪神大賞典における逸走は、この馬の気難しさを物語るエピソードの1つ)さえ出さなければ、コースも馬場も不問の一流馬と言えます。

小回り、直線、どちらにも強さを発揮

母オリエンタルアートはドリームジャーニー=オルフェーヴル全兄弟を産み、アベレージヒッターというよりはホームランバッタータイプの名牝。父ステイゴールドも「社台」の歴史が詰まった名血・名種牡馬です。

ノーザンテースト4×3のクロスをもつため、ラストランの有馬記念を圧巻のコーナー加速力で捲ったパワーが長所の1つ。

タフな馬場だった凱旋門賞を苦もなく走れたのは、この日本を代表する種牡馬のパワーを受け継いだからでしょう。

小回り向きのパワーだけではなく、直線の長いコースでもしなやかにキレるのがオルフェーヴルの最大の長所と言えます。

この柔らかさは父ステイゴールドと母父メジロマックイーンに流れるパーソロンやリマンドによるもの。これらの血が発現しているところが何よりも素晴らしいのです。

今はもう引退してしまいましたが、オルフェーブルの子供達が次々とデビューしてます!

産駒の特徴は?

オルフェーヴルがノーザンテースト3×4をもつため、産駒はこのクロスを活かすと小回り・内回り向きのピッチで走るパワー型が出ます。

札幌の新馬戦をレコード勝ちしたクリノクーニングなどがこのタイプ。

新潟の外回りの新馬戦→アルテミスSを連勝したラッキーライラックはNorthern Dancerのクロスが薄く(6・5×6・6)、産駒のなかでは「柔らかい」走りをするのが特徴です。

ノーザンテーストの血に触れなければ、直線の長いコースをしなやかに走る産駒も出るのでしょう。

2戦2勝の重賞勝ち馬が2頭も出ているように、オルフェーヴルはその父ステイゴールドと同じく、「1発長打!」のタイプ。平均的に「走る」仔が出るというよりも、重賞級をポコポコ出すイメージが湧きますね!

次回は現段階でのオルフェーブル産駒の成績、今後の注目馬について書かせて頂きますっ!

それでは、良いお年を!!

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