【AIがもたらす未来の姿⑤】次代の経営者が考える新しい企業のモチベーション
お金が不要な時代になっても、経営者がモチベーションを失うことはないと思われます。企業にとって利潤を追求することは重要なインセンティブです。しかし、次代の経営者が目指すのは、自らの製品やサービスで世の中を良くしたい、人の役に立ちたいという公共性の高い事業ではないでしょうか。
お金が不要な時代になっても、経営者がモチベーションを失うことはないと思われます。企業にとって利潤を追求することは重要なインセンティブです。しかし、次代の経営者が目指すのは、自らの製品やサービスで世の中を良くしたい、人の役に立ちたいという公共性の高い事業ではないでしょうか。
日常生活に必要なモノは、ほとんど無人で作られるようになるという話をしましたが、それでもモノづくりを頑なに続ける技術者や職人はたくさん残るでしょう。例えば時計。AIが作る大量生産の時計よりも、自分の腕が作り得る最高の時計を目指そうと、考える時計職人も少なくないでしょう。
農業製品と工業製品が無人で作られて、流通もコンピュータが管理し、ネットや電話で注文したものが、自動運転の輸送機器で届けられるようになれば、とりあえず人間は生きていけそうです。しかし、実際の生活には、それ以外にも重要な活動があります。例えば、医療はどうでしょうか?
実は大のお酒好きなんです!中でも特に【ウイスキー】にハマってます‼ウイスキーの種類、特徴などを書いていきます。まず、「世界の5大ウイスキー」とは、世界的なウイスキー生産国として知られている、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本の5か国で作られるウイスキーのこと。
人間は食べ物はもちろん、寒さや暑さに対応できる服や、家も必要です。そこで使う家具や家電製品、パソコンやスマホも今や必需品です。それらは、大きな括りでいえば、工業製品ということになります。将来的にはこれらも人類は、ほぼ無人で手に入れることができるはずです。
これだけ情報が溢れかえる時代になった今だからこそ、どうしても将来を不安視してしまうこともあります。そのような不安を払拭するのは難しいですが、「これからの時代をどう生きていくべきか」「どう生きたら幸せになれるのか」、これは考える価値がありそうな命題です。
AIと人間が、将来どのように関わっていくかについては、各方面でさまざまな議論が行われていますが、AIは必ずしも対立軸にあるものではありません。人間 vs AIというよりは、個々の持っている能力それぞれに対して、AIとの対立軸があり、協力軸があるのだと思います。
ビジネス的な発想とは別に、人間の感情も考慮に入れて、人とAIの共存を考えることも必要です。例えば、HRテクノロジー、日本語で言う「人事」の分野における評価AIです。果たして本当にAIに人事が務まるのか?そんな疑問を抱くのは、AIによる人事に人間は感情面で納得できないからです。
人間の仕事がロボットに奪われるという話題は、ネットニュースなどでも毎日のように取りあげられています。「これからの時代は、人間にしかできない創作、新しい付加価値の創造が大事になってくる」ってやつですね。個人的にはもしも営業をやらなくていい時代がきたら、なんて素晴らしいんだ!と思います。
AIによるマーケティングを考えたとき、現状でもビッグデータから自社製品に関する要望やニーズを集めて分析することは可能です。集めたデータの中から新規製品を開発したり、新たに機能を追加したりすることは難しくありません。しかし、サイレントマジョリティの意見が反映しにくいという問題があります。